某病院様(栃木県宇都宮市鶴田町)

画像:カーポートテント生地張替施工後_1

・ご依頼内容

今回のご依頼は、かねてよりお取引いただいている宇都宮市にある老舗看板会社様からとなります。

病院の患者さん用、テント式カーポートの生地張替工事とのことで、まずは画像と寸法図をメールにて提示いただき、見積書を提出しました。

後日ご発注となり、採寸、製作、施工を経て引渡しをさせて頂きました。

・施工前の状態とご提案

今回の案件では、画像を見ていただけがわかる通り、妻面のR(曲線)に沿って生地を張りこむためのペケットを製作するところが、キーポイントとなりました。

熱処理による取付方法もあったのですが、意匠性を重んじ、ミシン縫製にてペケットの取り付けを行いました。

画像:カーポートテント生地張替施工前_1

カーポートテント生地張替施工前①




画像:カーポートテント生地張替施工前_2

カーポートテント生地張替施工前②




縫製のデメリットとして対候性が低い点が挙げられます。

そこで、今回のテントは縫製糸に「Tenara ソーイングスレッド」を使用。

高価な糸ではありますが、一般的に使用しているテトロン、ビニロン系の糸に比べ、圧倒的に対抗性に優れており、今回の様な直接風雨にさらされるところでは最善な材料となります。

画像:カーポートテント生地張替施工後_2

・施工経過と施工完了

張り替え前、妻面ペケットが取れてしまい生地がバタバタしてしまっていたのも、まさに使用していた糸が、ビニロン糸だったからでしょう。

出来上がった製品をお客様が見ても糸の違いまで分かるわけがありませんが、弊社はお客様にとってより良い製品作り、より良い設置方法を常に考え、取り組んでおります。

新しい材料、新しい技術、新しい機械類に常にアンテナをはり、試しながら、最高の商品を届けることが出来るようこれからも努力していきます。

どうもありがとうございました。
画像:カーポートテント生地張替施工後_3