某企業様(栃木県下野市)

画像:伸縮式テント倉庫生地張替工事_1

・ご依頼と受注内容

今回のご依頼は、以前に「倉庫内防塵用間仕切り芯材式カーテン」を設置させていただいた会社様からのご依頼となります。

他社さんにてすでに見積もりを取っていたとのことですが、弊社の仕事ぶりと価格にご納得いただいたという事で、弊社が受注させていただきました。

画像:伸縮式テント倉庫生地張替工事_2

・ご提案から施工計画

通常このサイズの案件にはセルジオフェラーリ社602防炎品を使用するのですが、今回伸縮式という事で塩ビ膜量の多いフラット帆布マース採用しました。

伸縮式の場合、生地に折れ目ができ、将来必ず折れ目に亀裂が入ります。

この亀裂が水漏れの原因となります。

この亀裂を少しでも少なく、亀裂が入る時期を遅らせることを目的としたのです。

今回は鉄骨フレームのケレン塗装作業を行わなくていいという事になったので、既存生地はがし、新規生地張り込みの作業に2日間を予定。

画像:伸縮式テント倉庫生地張替工事_3

・施工経過と施工完了

両妻面の生地をロープガイドにより、上部に巻き上げられるシステムは張替後も同じシステムを使用。

滑車類で不具合のある部分は交換となりました。

まずは製作前の採寸、半日ほどかけて細部までしっかりと行いました。

最も重要な作業です。

採寸データをもとに膜材の製作。今回は製作期間として2週間ほどとなります。

現場での作業は4人で2日、高所作業車も4台。

施工時順調に作業が進み、1日目で生地はがし、生地上げ、生地かぶせ生地固定、妻面生地仮止めまでを終わらせることが完了しました。

2日目は作業員3名となり、妻面生地固定、巻き上げシステムの移設。

内側、外側のクリーニングを行い、お客様による完了検査も無事に合格。

現場で発生したゴミついてはマニフェストを付ける為、ごみ回収業者に委託。

全ての工程を無事に終了することができました。

今回の様な使用中テント倉庫の生地張替には、内部仕様備品をどれだけ移動していただけるのかが、作業進行に大きくかかわってきます。

今回ほぼすべてを移動していただけたおかげで、安全かつスムーズな作業ができました。

多大なるご協力をいただき誠にありがとうございました。

画像:伸縮式テント倉庫生地張替工事_4