ワインビストロ『ラトリシエール』様(栃木県宇都宮市)

画像:既存テント生地張替

・ご依頼内容

宇都宮駅東口にあるワインビストロ『ラトリシエール』様より生地の張替工事のお問合せをいただきました。

オーナー様が弊社ホームページをご覧になり、電話にてご連絡をいただきました。

オーナー様にて採寸をしていただいていたので、ご住所をお知らせいただき、GoggleMapsにて場所を確認、ストリートビューで詳細を確認。現調に伺わなくとも現場状況を確認することが出来る現場でした。

画像:既存テント生地張替

・お見積りからご発注まで

テントのたれ部はお店のロゴが表記されており、データの有無について確認したところ、お持ちであるという事でしたので、データ校正費はかからない状態での見積もりを提示させていただきました。

生地についてオーナー様と話したところ、既存と同じ雰囲気が良いとおっしゃっていたので、見積書はシャガールで算出しました。

こちらのお店には、以前プライベートで行ったことがあり、シャガール生地を使用してたことを覚えていたのです。

生地の張替は2度目という事で、お店のオープン時設計、施工を手掛けた会社が1度目の張替も行ったという事でした。

今回も見積もりを依頼はしているという事で、コンペになりました。

コンペとはいえ、しっかりきっちりとした商品を製作し、施工前より良い状態でテントが軒先を飾ることが出来る様施工するには、かかる時間と労力は削れませんので、弊社の製品クオリティーを維持できる価格の提示をさせていただきました。(通常価格)

見積書提示後オーナー様より電話をいただきご注文いただける事になりました。

施工前の状態

・現調と施工前の打ち合わせ

早速型どり採寸の為に現場に伺うと、生地が既に破れてしまっている状態で、せっかくおしゃれなお店の入り口がとても残念な状態に!!!

これは1日でも早く修繕しなければ。

オーナー様はお気づきになっておりませんでしたが、固定されていなければならない鉄骨フレームが3ヶ所固定されていな状態で、風が当たるとテントフレーム揺れるような危険な状態になっていました。

原因は下地がしっかりしていないところに固定用ビスを打ち込んである為、長年の使用でビスが抜け落ちてしまっていたのです。

この様な不具合もしっかりと修繕し、我々が施工した後は2度とビスが抜け落ちるなんてことが無いように、しっかりとした仕事を行います。

定休日が日曜日という事で、平日11時半からお店はオープン。

オーナー様のご希望で、店のオープン前に生地の張替作業が終わりに出来る様、段取りを組みました。

ビフォーアフター(既存テント生地張替)

・施工の詳細について

今回のテントフレームはすべてノリ張り式。

生地の張込み作業に若干時間を要する仕様の為、頑張って早く終わらせるしかありません。

休憩を取らず作業を続ければ終わるであろうと計画を立て施工することに。

11時には作業を終わらせ、かたずけも11時15分には終了。お店の営業開始時間には撤収しておりました。

お洒落さを演出するにはやはりシャガールがベストですね。

写真ではいまいちわかりずらいかもしれませんが、塩ビ系の一般的なテントシート材に比べて光沢が無く、コットン生地の様な雰囲気はシャガールでなければ演出することはできません。

お洒落さを少しでも気にされる方には、断然お勧めなシャガールです。

オーナー様は2度軒先テントの工事を経験しておられ、今回の工事が終わりご挨拶をさせていただいた際、「さすがですね!こんなに早く、きれいに仕上げていただきありがとうございます。」とおっしゃていただけ、われわれにとって一番のねぎらいの御言葉をいただくことが出来ました。

本当にありがとうございました。
画像:既存テント生地張替