某工場様(群馬県太田市)

画像:空調ブース新設工事

・ご依頼内容の詳細

今回の案件は自動車関連の工場の中にて、空調コントロールを行えるブースの新設工事となります。

ご担当者様より電話をいただき現場にて打ち合わせを行いました。

ご依頼内容として

①テントブースの設計

②使用材料の詳細資料提示

③空調機設置工事

④電気引込工事

⑤照明、コンセント、スイッチ設置工事

⑥テントブース製作、施工

⑦消防設備設置、申請

⑧防火壁設置工事

以上となります。

画像:空調ブース新設工事

・施工前の打ち合わせからご発注まで

以前スタッドによる空調管理室を据え付けたところ、室内が外から見えないことにより従業員の安全確保が難しくなったことより、クリアーシートによる空調管理ブースの新設となったという事でした。

管轄の消防署に使用目的と図面を持参し、確認をしたところ不燃透明材を使用しなければならないという事であり、見積もりの段階から透明不燃シート(クリアークリスタル)仕様で進行しました。

クリアークリスタルをカーテン材に使用することは不向きであることもお客様には十分に説明させていただき、ご納得頂いた上で、出入口カーテンもクリアークリスタルを使用することで決定しました。

お客様の作業特性上、横引きカーテンがマストであったようです。

設計においては3Dソフトを使用し、お客様にご確認いただきました。

3D図面の画像

2Dの設計図より3Dの方が完成が分かりやすいこともあり、図面作成は大変ではありますが可能な限り3D図面を提示させていただいております。

図面、金額ともに承諾を得られ、ご発注をいただきました。

画像:空調ブース新設工事

・電気工事と消防設備設置

ご発注頂いてから先行して電気の引込工事となりました。

工場のおおもととなる分電盤より建築現場までの距離が180m程離れていたため電気の引込作業に丸1日。

テントの建て方に2日、エアコン据付に1日、電灯、コンセント、電気スイッチなどの据付に1日。

消防設備設置及び検査に半日となりました。

画像:消防署の点検

・建築一式工事

弊社は建築業許可建築一式を取得していることから、これら工事を元請けとして受注し、一括管理体制の元工事を遂行することが出来る数少ない会社となります。

完了検査、検収も一発合格となり無事に引き渡しすることが出来ました。

画像:空調ブース新設工事

・施工完了

今回のお客様のご担当者様は海外赴任が長かったとの事で、ご発注頂いたときに、日本国内における工事の進行方法がいまいちわかっていないので、お任せすることになりますが大丈夫でしょうか?

とご質問いただき、勿論お任せくださいと回答させていただきました。

工事終了後色々とお世話になりありがとうございましたと言っていただくことが出来ました。

どうもありがとうございました。
画像:空調ブース新設工事