牛乳店様(栃木県さくら市)

画像:軒先テント生地張替工事

・ご依頼内容と現調

今回の案件は以前よりお取引させていただいている、さくら市にある看板業の会社様からのご依頼となります。

長年取引している牛乳店の店舗軒先テントがだいぶ劣化してきているので、生地の張替を検討しているのだが、見積もりをお願いできませんか?
というお電話をいただき早々に現場の確認を行いました。

すると鉄骨フレームの塗装も必要では!?
さらに良―くと確認するとテントを固定しているビスが数本飛んでおり、壁が破損している状況でした。

下地の無いところビスを止めているが故の現象でしょう!

フレームの固定具合を確認してみると、簡単に揺れてしまう程でした。

採寸を行い見積書を計算する確認は終了。

帰社後すぐに見積書を看板屋さんの提示しました。

数日後施主様より想像していた金額より高いなーと連絡があったことをお知らせいただき、そのまま3年が経過。

画像:軒先テント生地張替工事

・再度のご依頼から受注まで

3年たったある時、頻繁にご連絡をいただいている看板屋さんが、随分前に見積書を提示いただいたさくら市の牛乳店さん覚えています?
と連絡がありました。

たしか工事費が高いっておっしゃってた!!!

過去1度生地の張替を行ったことがありその時の金額を社長が覚えていて、比較すると高いってことの様です。

なるほど!!

ただ、以前頼んだテント屋はすでに廃業しており、壁の破損の原因になった施工不良について、「安かろう悪かろう」では仕方ないので、しっかりと頼みます。
という事になりました。とご発注いただきました。

それはありがたいお話ではありますが、この3年の間に2度ほど生地の価格改正があり3年前の見積もりにつきましては、変更が必要となりますので、施主様にご確認いただけますか?とのやり取りをさせていただき

最終見積書を提示。そのまま受注となりました。

画像:軒先テント生地張替工事

・制作と施工完了

今回の軒先テント生地の固定方法が、現代ではあまり見かけなくなった、ノリ張り工法の為1度鉄骨フレームを建物からとりはずしを行わなければなりません。

これも大きな手間となってしまう事を施主様に説明させていただき、今回の生地張替を期に、クリップ工法に変更する旨を説明させていただきました。

クリップ工法にすることにより、次回生地張替時鉄骨フレームを取り外すという手間が無くなる分、工事費を安価にすることが出来る最大のメリットが生まれます。

よって今回は、鉄骨フレームを1度外し、鉄骨フレームの塗装を行い、クリップ工法が可能になるよう、鉄骨フレームに穴をあけ、鉄骨フレームだけを建物に取り付けました。

建物の下地を確認したうえで、しっかりと固定ビスを打ち込み台風が来てもびくともしないほどに固定しました。

その後生地を張り込み、クリーニングを行って終了。

テントの生地張替だけではなく、外壁の塗装も行た店舗は見違えるほどきれいに生まれ変わりました。

どうもありがとうございました。