某企業様(茨城県土浦市)

・ご依頼内容

今回は同業者(仲間)からの紹介にて打ち合わせをさせていただくことになりました。

天井開閉式にて、「間口45m、奥行き12m、最高地上高8m」をご計画と伺い、これは面白い案件だと確信しました。受注出来ればのはなしですが。

電話にてヒヤリングを重ね、おおまかな設計をあげ、見積書と一緒に提出させていただきました。

・お見積りから受注まで

当初より、数社で相見積もりにて発注先を決めるとの事を申しうけていましたので、あとはひたすら待ちました。

1ヶ月以上たったとある時、ご担当様より電話をいただき、テント上屋の仕様、金額ともに弊社の提案が最善と判断したので、発注に向け詳細打ち合わせを現場担当者様達と共にミーティングする事に。
イヤー嬉しかったですね。

4連棟の開閉式テント上屋なんて、そうそう案件としてあるものではないので!!!

とはいえ製作、施工共に楽しい分、苦労も多くなる事は想定したしだいであります。

・「開閉式テント上屋」製作のミーティングと設計

施主様が、土木関係の会社さんということもあり、今回の基礎工事は施主様にて施工するということで当初より進行していたのでその分荷が軽い思い出いました。

寸法もキチッと入った設計図もすでに定時してあり、ほぼ万全の体制でミーティングにむかったのです。

ミーティングにはクライアントより3人、H鋼にて擁壁を建築する業者さんが1名と私。
大きな現場では良くある、全体ミーティングといったところです。

開口一番、H鋼工事が思う様に進んでおらずスケジュールの変更要請、施工が遅れる分には調整のしようがあるので、問題ありません。ここまでよかったのですが。

H鋼が思う様に埋設出来ていない、当初計画より700mmほどずれているところもある、また当初計画には無かった地上高1500mmのあたりに補給でH鋼を全周取り付ける事を検討しているとの事!

ん!!!
これは全て聞き捨てならないことばかりではないか!
擁壁より300mmのクリアランスをもってテント上屋は設計したので、埋設H鋼材にも、補給H鋼材にもあってしまい、このまま進行したら、テント上屋は柱すら出てない事になってしまいます。

色々な事情があっての事とはいえ、設計からやり直さなければならない程の変更です。

既に製作に入り出していたので、まずはテントファクトリーに電話。
「チョット待ったー」と!

ガクガクしかじかありましたが、設計変更となりました。

第1章終わり・・・

この続きは後日、掲載させていただきます。

遅くなりましたが、続きを「開閉式テント上屋-第2章」として掲載いたしましたので、リンクさせていただきました。