某工場様(栃木県真岡市)

画像:防虫、防塵間仕切りカーテン新設工事

・ご依頼内容

工場の移転に伴い新たな製造ラインをくみ上げ生産を開始するタイミングでご連絡をいただきました。

現場で打ち合わせをさせていただき、ご希望として材料置き場、フォークリフト走行エリアと製造ラインの間に間仕切りカーテンを新設したい、人の往来が可能になるよう、出入り口を6か所ほど設けたい、ただしあくまで防虫、防塵を目的としているので目的を達成したうえで入口を設けたいとのご意向でした。

画像:防虫、防塵間仕切りカーテン新設工事

・ご提案の詳細

また、空調設備をこれから新設予定の上、有圧になるようダクトでの圧力調整を予定しているとのことでした。

有圧になると、どうしてもカーテンの生地が膨らみますので、カーテン下部にウェイトチェーンを仕込んだうえタレを設けることで、カーテン下部からの虫の侵入を防ぐ仕様を提案させていただきました。

また、入口部はすべてアルミ製サイドポールにマグネットを仕込み、ぴったりと閉まる状態を提案させていただきました。

なお、今回生地は防虫糸入り透明ビニール材を使用、2年ほど前に発売された、高機能材となります。

生地の主原料の中に防虫剤が練りこまれており、生地が虫を寄せ付けない働きをするという優れモノとなります。

ご提案内容におけるお見積もりを提示後すぐご発注をいただきました。

画像:防虫、防塵間仕切りカーテン新設工事

・制作から施工完了

詳細寸法を取り、弊社テントファクトリーにて製作を行い現場にて取り付けとなりました。

今回の現場は天井部が軽天となり、お客様の第一設置希望場所にカーテンを据え付けるとなると、下地がありません。

ないものは作ればよいということで、カーテンレールを固定する際作業員1名が天井裏に上がり、鉄骨鋼材を固定し、固定した鉄骨鋼材にカーテンレールを固定することで、十分強度を確保しつつ、お客様のご要望通りの場所にカーテンを据え付けることができました。

全長38m高さ3.5mの防虫間仕切りカーテンの出来上がりです。
換気による有圧を考慮した出来上がりに、お客様にはとても感心していただくことができました。

どうもありがとうございました。
画像:防虫、防塵間仕切りカーテン新設工事