某建設会社様(栃木県大田原市)

画像:カーテンレール移設

・ご依頼内容と詳細について

今回の案件は以前よりお取引させていただいてる、建設会社様からのお引き合いとなります。

大田原市のとある工場さまにて据え付けたカーテンが、管轄消防署より指摘され、改善しなければならないので対応してくれないかという内容でした。

改善内容は20cm下げたところにV字吊り棒で吊り下げなおしほしいと。

全長35mほど!!

返事はもちろんOKです。

高さはどのくらいですか? 3.5mくらい!

現場は脚立作業で大丈夫ですか? 大丈夫ですよ!

作業は土日限定ですか? 平日日中に施工可能です!

既存レールは何がついているかわかりますか? それはわからない!

では現場調査に行くのに、平日に行って大丈夫ですか? 大丈夫だよ!

ただ実は今回、消防より改善命令となっているので、最短最速でやってもらいたい。

見積より何より施工の段取りをすぐとってくれないか?

分りましたでは現調日、施工日を定めて、改めて連絡します。

こんなやり取りを行いました。

画像:カーテンレール移設

・現調と日程調整

ここまで急を要する現場とは思いませんでしたが、可能な限り対応するには、
まず、現場に何がついているのか確認しなくては、という事です。

その日の夕方、現場に出向きレールの形状を確認。

レールメーカーの在庫を確認し在庫確認が取れた段階で建築会社様に施工日を連絡しました。

2名で半日はかかると予想したうえで、最短施工スケジュールを組みました。

画像:カーテンレール移設

・施工経過と施工完了

施工は既存レールを取り外し、新たに取り付ける吊り棒を取り付ける場所の墨だしを行います。

墨を出したところに吊り棒を正確に行い、吊り棒引っ掛け爪を少し加工し、既存レールに固定します。

どこからにてもきれいにそろうようしっかりとした位置だしをして全てのビスの増し締めを行って完成です。

5スパンのうち1スパンだけ、V字に吊るための下地が無かったので、変形のV字吊りとなりました。

忙しい時期ではここまでの最短施工は無理ですが、1年で一番時間が取れる時期だったので対応することが出来ました。

どうもありがとうございました。