某公共団体様

画像:キャリーバック製作_1

・ご依頼内容

今回はかねてよりお取引いただいている公共機関の移動バスにて使用するキャリーバックの製作依頼となります。

ほぼ毎日、どこかしらにバスで出向き業務にあたるというハードな使用に耐うる強度が求められる上に、使いがっての良いバックとのご意向です。

ファイリングされたA3サイズの書類を倉庫からバス、バスから現場、現場からバス、バスから倉庫。

ほぼ毎日、ファイルの重量だけでも15kgくらいになり、相当な耐荷重を考慮しなければなりません。

画像:キャリーバック製作_2

・製作の準備

予算に限界はあるため必要以上に手間をかけることができないのも事実。

長年の経験から今回のような仕様での製作となりました。

モックサンプルを2度製作し、実際にファイルを入れ、テスト使用いただいており、お客様にもご納得いただいてからの製作です。

画像③画像:キャリーバック製作_3

・キャリーバッグの製作開始から完成まで

まずは、パーツの製作。
今回12個とご発注をいただきましたので、すべてのパーツを12個分裁断します。

縫製の順番を間違えると縫製できない場所ができてしまうため、縫製段取り表を作成。

綺麗に縫製できるよう細心の注意を払って製作開始。

1人の縫製作業で2日間かかりました。

後日追加が来ることが予測できるため、段取り表、裁断型を保管し作業終了。

こちらの公共機関からは年に数回いろいろな形のバック類、シート類のご注文をいただきます。

追加生産品もあれば、今回の様に新たな形もあります。

またのご発注をお待ちしております。

どうもありがとうございました。

画像:キャリーバック製作