スーパーマーケット様(群馬県伊勢崎市)
・お問い合わせ
今回は、こちらの某スーパー様ご親族である建築会社様より「テント工事」についてお問合せをいただきました。
数年前に設置したテントブースがとても危険な上、いつ壊れるか不安なので形状を変えた上で更新したいのだが、アイデアもらえませんか
という内容でお電話をいただきました。
早速現場にて打ちあわせを行うことに。
・施工前の現調
現場に行ってみると明らかに強度不足な上、固定するべき鉄骨が固定されておらず、ふらふらと動いているような状況でした。
当初より今のままだったので、こういうものだとして長年使用してきたというではありませんか。
この辺りは、冬場は赤城おろしがとても強く吹く地域であることから、なぜこの様な強度不足なテントブースを設置してしまったのかは不明でした。
この5年の間に3度も鉄骨が破損し、応急的に溶接をしてきたというから、驚きでした。
強度、形状、固定方法等の詳細について説明させていただき、図面を制作の上提示することで打合せを終えました。
・ご提案と設計図面
後日、弊社より図面をメールにて送信し、ご確認いただいたところ、親族である社長と直接やり取りしてくださいと言われ、このタイミングよりスーパーの社長様と直接詳細について打合せを行いました。
形状的に若干の変更がありましたが生地の色も決定し、ご発注をいただきました。
鉄骨フレームを製作し、生地製作し荷積みを行って現場へGO!!!
・施工開始から完了まで
施工当日は季節外れの夏日となり久しぶりにあせまみれとなりました。
天井部分の固定には、軽天材にテントフレームをしっかりと固定する為、鉄製アングルを職人が天井裏に潜り込みながら固定し鉄製アングルにテント本体フレームを固定。
とても大変な作業ではありますが、この作業を行ってさえ置けば赤城おろしに屈することなく、びくともしない状態で次回の生地張替まで安心です。
柱については4本のうち、2本はアスファルトの上となるため、こちらもしっかり埋設を行いました。
現場採寸において1ミリの狂いも無かった為、ぴったり納めることが出来ました。
既存テント撤去、鉄骨フレーム据付、生地張り込みには1日半かかりました。
完成後、社長様にご確認いただき「見るからにしっかりとしたテントブース」にご安心いただけた様子でした。
「他の店舗でもテントは利用しているから、また何かあれば連絡するからよろしくね」とおっしゃていただけました。