K 様（栃木県那須塩原市）
・ご依頼内容
今回は我々にとって初めての試みとなる案件をご紹介させていただきます。
お客様（以下K氏）のこだわり抜いた、とてもユニークかつ、斬新なアイデアによって形になるべくテント式ツリーハウスの製作依頼となります。
このテント式ツリーハウスは宙吊りの状態で使用するというのです。
可動式であるため、地上におろして使用することもできるというのも驚きです。
・ツリーテントハウスの構想
まずK氏より提示された図面を見たときに、なるほどねー面白いこと考えたもんだなーというのが率直な感想でした。
鉄骨フレーの中に膜材で間仕切りをして居住空間を作ろうなんて、我々テント屋では思い浮かばない施工方法だと思い、こんな楽しそうな案件どうにしてでも素敵な商品を作り、K氏に喜んで頂けたらと強く思いました。
・打ち合わせ
早速K氏の考えに考え抜いたこだわりの詳細を元に、打合せを行いました。
またテントのプロの立場から、改良点、新たな提案などさせて頂き、最終納品までの
スキームについてお互い納得のいくところまで打合せをさせて頂きました。
今回フレームはK氏が手配することなり、フレーム完成をまってまずは型どり、なんといっても、既存フレームから膜材を吊り下げるだけで、空間を作るのですから、空気中にしっかり寸法の合った間仕切りを作らねばなりません。
・製作開始
通常の型どりとは違った形でしっかりと型どりを行いました。
後々この型どりが製品の出来上がり良し悪しを左右するので、半日かけて慎重に行いました。
・モックアップサンプルの製作
現場で採寸した物を元に、テントファクトリーに帰社後製作用かたにマーキングを行い、製作型を作成しました。
K氏にとっても初めての試みということもあり、フレームとの取り合い、詳細確認をする為、まずはモックアップサンプルの製作から行います。
画像⑥
・ツリーハウステントの仮設置
モックアップサンプルの縫製加工が終了したので早速現場にて仮設置。
我ながらここまでピッタリと出来栄えの良いものができるとは驚きでした。
K氏もご満悦。
モックアップを見ながら詳細打合せを行いいよいよ、製品作りに向かいます。
次回製品完成後新たなブログでご紹介させていただきます。
どうぞよろしくお願いいたします。
