某企業様(栃木県下野市)

画像:テント上屋生地張替工事

・ご依頼内容

今回の案件は、数年前よりお取引させていただいている企業様の、商品仕分けヤードに建築されているテント上屋生地張替工事となります。

画像:テント上屋生地張替工事

・施工内容の詳細

T字型をしたテント上屋は全長120mほどあり。約30m程度の分割でテント生地をジョイントし交換が出来る様な仕様になっております。

ロープにてラッキング固定するのは3面、水下面についてはアルミ製フラットバーで固定します。

ですので水下1面には張力を働かせることが出来ないため、このサイズの生地にしわを出さないようにきれいに張り込むのがなかなか難しい現場となります。

この数年ですでに数面を施工済みですので、もちろん綺麗に張り込みは行いますが、当初はあれやこれやと苦労したことを思い出します。

水下側の作業はスチール製雨樋があるため、雨樋の中に足場を確保して作業を行いますが、この雨樋も最近腐食が発生してきており、万が一にでも抜け落ちたりしたら大惨事となるので、50mm程度のC型チャンネル鋼材の上を足場にするよう心掛けての作業となります。

画像:テント上屋生地張替工事

・施工経開始から完了まで

まずは古くなったテント生地の撤去作業からスタート。

新しい生地を荷揚し、生地を広げます。

所定の位置に生地がうまく収まるよう、位置調整をしながら仮固定。

水下側の生地が所定の場所に納まる様にしながら、アルミフラットバーにて固定します。

残り3面のラッキングをする前に、テント生地角部の位置決めを行い残り3面の生地をロープによるラッキング固定を行います。

3名~4名の作業員で約半日で1面が完了となります。

数年前からこちらの製作、施工を行わせていただいてますので、ご担当者様も作業効率を熟知されており、ご発注は通常2面となりますが、今回は1面だけがどうにもならないほどボロボロになってしまったので、1面だけのご注文となりました。

今回も事故や怪我が発生することなく無事に終了できたことに感謝します。

どうもありがとうございました。
画像:テント上屋生地張替工事