テント倉庫新築工事

いよいよテント倉庫建築のスタートです。

今回１０ｔトラック４台に材料を積込運搬するほどの鉄骨量です。

これだけの材料を置くだけの十分なスペース確保が厳しいため土間部分にも荷下ろすることに。

申し上げ忘れていましたが、今回の新築現場の真上に高圧電線が通っており、工事を行う前に東電に工事届を提出、さらに東電立ち合いの現場確認を行っておりました。

そこでクレーン車の際高部がGLより13ｍと規制されたことを、クレーンオペレーターにも周知し、リミッターを設定してもらいました。

このリミッターがあるおかげで安全は確保できるのですが、材料の運搬にはとても時間がかかる事に、通常２時間もあれば終わる荷下ろしが午前中に終わらず。

鉄骨フレームを組むにも、通常より時間が必要となってしまいました。

とはいえ安全第一ですので、一つ一つの作業を丁寧に行いました。

鉄骨フレームの立て方を行い、運搬、組立中はがれた塗装をタッチアップし鉄骨フレームをきれいに仕上げるのに５名で２日半。

天井、妻面、桁面に地を張り、庇テント２台、ハンガードア２か所、アルミドア２か所、ガラス窓２か所を付け、天井自然換気ファンを３台を据付た後コーキングを行うのに５人で３日合計６日で完成です。

室内にLEDライトを取り付ける為に１次工事側からの工事となりました。

既存建屋配電盤より必要な容量の電気を引込、テント倉庫内に分電盤を新設、LED照明を天井に据付、コンセントを要所に据付配線をきれいに行いました。職人さん２名で２日間。

同時に消防設備として蓄圧式消火器の設置、非常口看板を据え付けて全ての工事が完了となりました。

施主様にご確認いただいたときの第一声が“明るいですねー“でした。これなら日中電気は必要ないですね。と
後日役所の完了検査、消防による検査も無事済ますことが出来引き渡しをすることが出来ました。

初めてお問合せいただいてから、引き渡しを完了するまで約６か月、打つ合わせやら、現場確認やら作業やらで足を運ぶ機会が多かった現場が終わるのは考え深いものがあります。

これから長い事雨風しのぎ、社会の役に立てる建築物建設をさせていただき、どうもありがとうございました。