某商社様(栃木県宇都宮市宿郷)
・ご依頼内容
今回の案件は、弊社取引先出力会社様より、ご紹介賜り、ご依頼いただく事になりました。
ご本業は商社様ということであり、テントについてはあまり詳しく無いとの事でしたのだ、まず我々が現場に出向き採寸し、見積を提示させていただきました。
・施工前の現地調査とご提案
北面に設置されているテントという事もあり、紫外線による劣化は最低限に抑えられていました。
長年の湿気や結露などの影響で、生地で隠れている部分全てが腐食しており、鉄骨フレームの切断、溶接、塗装が必須な状況でした。
また、建屋の壁と看板の間にピッタリと挟まった状態で設置されている事より、取付には苦労するであろう事が予測されました。
見積を提示してすぐ、テント看板文字について問い合わせを頂き、数パターンの校正を提示させて頂きました。
色と校正も直ぐに決まり、ご発注頂きました。
・ファクトリーでの製作・加工作業
まずは、鉄骨フレーム修繕の為に建物からテントを取り外します。
取外し作業にはユニック車1台と職人1名。
テントファクトリーに運搬後、腐食部の切断。
新しい材料を正確な寸法でカットして溶接。バリやスパッタを取り除く為に研磨。
キレイに塗装すれば、新品同様です。
溶接が完了した時点で、生地加工の為の型取りを行い、塗装と同時進行で生地加工を行いました。
・施工経過と施工完了
1日でも早くお客様の大切な看板テントを元に戻せるよう、迅速かつ正確な作業を行い中2日で、取付ることが出来ました。
生地を張り替える前とは見違えるほど綺麗な仕上りに、お客様には大変喜んで頂けました。
取付時は想定通り、スペースを確保する事が困難でしたが、テントに傷や汚れをつける事なく納める事ができました。
今回の現場が夜の繁華街ということが、作業をしていた日中は閑散としておりましたが、ご近所の方がギャラリーとなり作業後見事なもんだねーと話しかけていただけました。
どうもありがとうございました。