某企業様(栃木県宇都宮市江曽島町)

画像:テント雨漏りの補修_1

・ご依頼内容

今回は、以前弊社にて施工したお客様よりテントから雨漏りがするので見て欲しいとの連絡をいただきました。

テント屋が施工した製品が雨漏りとは大事件です。

『速攻向かいます。』とお伝えさせていただき、諸々段取りを整え。

何はともあれますっ直ぐ向かいました。

お客様に向かう道中、施工した弊社職人に建物との取り合いについて詳しく施工内容を確認もしました。

そこで感じたのが、何故?

画像:テント雨漏りの補修_2

・現状の確認と原因の調査

今回の案件は古いテントをはずして、新たなテントを設置しました。

設置したテントと建屋やの間から雨漏りしているなら、原因は弊社にあり施工不良という事になりますが、違う理由なら一体何なんだろうと色々と可能性を考えながら、現場に到着です。

まずは施工不良箇所はないか撤退的にチェックしました。

ホットしましたねー!!!

どこからどうみても完璧な施工を施しており、施工不良による雨漏りではありませんでした。
ならば何故雨漏り?

水滴の後をたどっていくと軒下の内部から雨漏りがしていたので、これは屋根かカサギか、パラペットの壁ではと思い、屋根に登りました。

すぐに原因はを発見!

カサギを固定しているビスのコーキングが剥がれて腐食が進み、穴が空いているではありませんか!

このままでは建物内部が腐食してしまう状況です。

画像:テント雨漏りの補修_3

・原因の把握と補修・施工の完了

持参してきたコーキングを全てのビザに打ち込み、穴の空いている場所にもコーキングを打ち込みました。

屋根に登ったついでにその他あやしいところはないか、屋根上全てをチェック、パラペット壁部も確認をして作業終了。

施主様に画像をご確認いただきながら、状況と作業を説明させていただきました。

すると「おいくらですか?」と尋ねられましたので
「いやいや頂けませんよ。」

もともと付いていたテントは軒下に据え付けていたから、カサギの穴から入った雨水が軒下から出てきていても、雨漏りにはならなかった事に、気づくことができず、新しいテントを設置したのですから。

施工中に気付いて今日と同じ作業をすれば済んだことですのでとお答えさせて頂きました。

こう言う事もあるんだという、とても勉強になった現場でした。

本当にどうもありがとうございました。