ファクナーシェード製作・施工

今回の案件は【Work Shop】として生地メーカー、生地問屋、全国のテント屋合同にて現在行っている開閉式シェードの製作、施工となります。

2015年春より開催してきたファクナーシェードWork Shopも会を重ね製品製作、施工までこぎつけました。

テント屋でなければ製作・施工できないサイズ、意匠、デザインを研究してまいりました。

インターネット通販などにおいてすでに多く販売されているシェードや、アウトドア系タープとは強度、サイズ、意匠において全く別の物となっております。

今回使用した生地はセルジオフェラーリSOLTIS86　オレンジメッシュ生地で光をさえぎり、程よい光をそそぎ、見た目にも高級感のある素材となります。

今回製作した膜材は1辺が４、３ｍ程度の4角形。
柱を2本新設し、2点は既存の建物からとる設計としました。
ファクナーシェードの最大の特徴は、対角線上に簡単操作で巻き取れるところにあります。

日差しをさえぎり日影が欲しい時、太陽を浴びたいとき、固定式シェードでは不可能な開閉を可能にしているのです。

昨今業界内でも施工事例が増えてきているシェードですが開閉式はファクナーシェードに限られます。

生地を広げた際、すべての辺が曲線を描き、綺麗に広がった光景は見事で、シェードの下に家具を置いて、寛いだり、お茶を楽しんだり、読書をしたりと優雅なひと時を演出してくれることでしょう。

今回はあくまで施工のブログですが、次回家具類を設置した画像を取りに行ってきま
す。