某企業様(栃木県下野市)
・ご依頼と受注内容
今回のご依頼は、以前に「倉庫内防塵用間仕切り芯材式カーテン」を設置させていただいた会社様からのご依頼となります。
他社さんにてすでに見積もりを取っていたとのことですが、弊社の仕事ぶりと価格にご納得いただいたという事で、弊社が受注させていただきました。
・ご提案から施工計画
通常このサイズの案件にはセルジオフェラーリ社602防炎品を使用するのですが、今回伸縮式という事で塩ビ膜量の多いフラット帆布マース採用しました。
伸縮式の場合、生地に折れ目ができ、将来必ず折れ目に亀裂が入ります。
この亀裂が水漏れの原因となります。
この亀裂を少しでも少なく、亀裂が入る時期を遅らせることを目的としたのです。
今回は鉄骨フレームのケレン塗装作業を行わなくていいという事になったので、既存生地はがし、新規生地張り込みの作業に2日間を予定。
・施工経過と施工完了
両妻面の生地をロープガイドにより、上部に巻き上げられるシステムは張替後も同じシステムを使用。
滑車類で不具合のある部分は交換となりました。
まずは製作前の採寸、半日ほどかけて細部までしっかりと行いました。
最も重要な作業です。
採寸データをもとに膜材の製作。今回は製作期間として2週間ほどとなります。
現場での作業は4人で2日、高所作業車も4台。
施工時順調に作業が進み、1日目で生地はがし、生地上げ、生地かぶせ生地固定、妻面生地仮止めまでを終わらせることが完了しました。
2日目は作業員3名となり、妻面生地固定、巻き上げシステムの移設。
内側、外側のクリーニングを行い、お客様による完了検査も無事に合格。
現場で発生したゴミついてはマニフェストを付ける為、ごみ回収業者に委託。
全ての工程を無事に終了することができました。
今回の様な使用中テント倉庫の生地張替には、内部仕様備品をどれだけ移動していただけるのかが、作業進行に大きくかかわってきます。
今回ほぼすべてを移動していただけたおかげで、安全かつスムーズな作業ができました。
多大なるご協力をいただき誠にありがとうございました。