某工場様(群馬県桐生市)

画像:保温間仕切りブース新設工事

・お問い合わせの内容

今回の案件は弊社ホームページをご覧になられたご担当者様より、電話にて連絡をいただきました。

温度管理の必要な商品を生産する為のブースを検討しており、テント生地にて施工が可能なのか否か?

可能であればどの様にするのか打ち合わせの時間を設けてもらえないかというご依頼でした。

画像:保温間仕切りブース新設工事

・現調とご提案

生産開始のタイミングは決定しており、工事引き渡し日について伺ったところ、リードタイムが無い事が判明。
何はともあれ詳細を含め、お客様のご意向をうかがうべく打ち合わせに向かいました。

するとお客様により製作された図面がすでに用意されており、完成イメージは明確になっていました。

生産スケジュールが決まっている段階まで来ているので、生産に必要な設備もほぼ整っているという状況でした。

テント膜材を据え付ける為の下地鉄骨については、お客様の取引先にすでに発注されており、計画図面を確認させていただいたところ、生地を据え付ける為に無くてはならない箇所がいくつかあったので、鉄骨据付計画図の変更を提案させていただきました。

今回のテント間仕切りブースを新設する最大のミッションは「温度管理」という事となるので、テント膜材据付にあたり多数ご提案させていただきました。
また作業性を向上させたうえで温度管理が十分でいる膜材加工方法や、

仕上がり仕様についても資料をご確認いただきながらご提案させていただき、1回の打ち合わせにてすべての仕様を決定していただけました。

納期が無い案件の為見積もりも残業の上大至急作成しメールにて送信させていただきました。

数日後電話にてご発注をいただきました。

画像:保温間仕切りブース新設工事

・制作から施工完了まで

今回鉄骨フレームを弊社にて製作しないため、細かなところにおける仕様がわからないので、鉄骨フレームが完成してから、詳細寸法取りという形になりました。

年末、年始をまたぐ案件となり、弊社膜材製作部に無理やり押し込んだ形となったため、膜材製作部は冬期休暇を2日繰り上げての製作開始となりました。

こんな無理を承知してくれた弊社スタッフには感謝しかありません。

現場での施工は冬期休暇明けよりスタートし、施工日数2日の予定通りに終了しました。

施工後お客様よりほかの現場も見積もりを出してもらいたいのでとのご依頼を受け、新たな現場の現調を行い作業終了となりました。

例年のことではありますが、どうしても年末はバタバタとします。
そんな中年明け早々の納期にも関わらず、他の案件に支障をきたすことなく、完璧な商品を製作し、据え付けまでパーフェクトに行ってくれた弊社スタッフ全員に感謝します。

どうもありがとうございました。
画像:保温間仕切りブース新設工事