某飲食店様(群馬県高崎市通町)
・ご依頼内容
今回は、11月より飲食店のオープンをする為にご準備されている社長様より電話にてお問い合わせいただきました。
都内に4店舗をすでに営まれており、今回は社長さまのご出身地でもある、群馬県高崎市に5店舗目の出店となるとの事で、社長様の思い入れも強いと感じました。
どの様なテントがいいのか伺ったところ、すでに構想がはっきりとされていたので、お打ち合わせはスムーズに運びました。
テントの下にはウッドデッキが出来るとの事で、全体の色もすでに決定していたので、生地カラーもすんなりと決定。
・施工についての詳細
生地については耐久性、意匠的な観点より、セルジオフェラーリ社502satinとなりました。
現場は商業ビル3Fバルコニー部、テント間口4900mmということもあり、エレベーターによる搬入はできず、クレーンによる荷揚げが必要となりました。
ところが、現場はJR高崎駅前という事で、道路使用許可がおりませんでした。
そこで早朝に素早く作業を行ってしまう方法に決定。
・施工開始から完成まで
早朝の荷上げは時間との勝負。
クレーン到着から、作業終了伝票へのサイン、クレーン車発進までをわずか15分で完了。
目にも止まらぬ速さで5回ほどクレーン荷揚げを行いました。
ほっとする間も無く、内装屋さんと有線放送の方が、テント工事の終了予定を聞きに来ました。
何でも全ての工事が遅れている模様で、ベランダ部で配線工事、ウッドデッキ工事を行いたいという事でした。
それならテント工事もなるべく早く終わらせてあげないと、他の業者さんが待ちぼうけになってしまうという状態でした。
まきにまいて頑張った結果、予定より1時間半程早く施工を完了する事が出来ました。
仕上がりを施主様にご確認いただいたところ、大変気に入っていただけました。
オーニングの使用方法の説明をし、角度調整を行い、お店オープン後オーニングの角度を変えたい場合は、サービスで角度変えに来る事をお約束し帰路につきました。
今回、製作段階において、軒先にオーニングが設置されるという事で、通常の製作より強度を増すような工夫を随所に盛り込みました。
また、意匠性にも十分配慮した結果、素晴しくきれいなテントが完成しました。
どうもありがとうございました。