ダイニングキッチン様(宇都宮市二荒町)
・お問い合わせと打ち合わせ
今回はお店のオーナー様より電話にてお問い合わせいただきました。
インターネットやメールは苦手な上、店舗のオープン準備中だからFAXも使用されていないということで、すべて打ち合わせは店舗にて行うことになりました。
まずは、「生地見本帳」「過去のテント施工事例画像」をもとに新たに設置するテントフレーム及び生地の出来上がりをイメージできるラフ書きを書きながら、打ち合わせさせていただきました。
・打ち合わせとご提案
打ち合わせを行った内容に沿って、パース画を作成しました。
生地色について4色ほどパース画に落とし込んで印刷、改めてお客様の店舗にて打ち合わせ、とてもいろいろとお悩みになられた結果、生地色をグレーに決めて頂きました。
ダイニングキッチン的なこ洒落感を出しつつ、居酒屋のような親しみも持った店舗にしていきたいとのオーナー様のご意向があり、前たれを少し長めに設定いたしました。
・施工の詳細と完了まで
暖簾(ノレン)をくぐって入る居酒屋の雰囲気をほんの少しだけ取り込みました。
実際には入口が一段高くなっているので、お客様に前たれが触れることが無い様に設定してあります。
今回使用したファブリック(生地)はサンブレラ社のテント無地を使用。
生地の巾継部を熱溶着ではなくミシン縫製することにより生地の持つ風合いを十分に発揮し、味のある温かみのある仕上がりになりました。
製作作業効率を考えると決して有効的な製作方法ではありませんが、テントの出来上がりはとっても素晴らしい仕上がりとなりました。
裏路地にたたずむおしゃれなダイニングキッチン(居酒屋風)の店舗入り口を飾る、素晴らしいオーニングが完成しました。
おかげさまで、我々もとても良い経験ができました。