餃子店様(栃木県宇都宮市宿郷)

画像:店舗軒先テント新設工事

・ご依頼内容

今回の案件は、以前よりお取引いただきている看板会社様からのご依頼にて、宇都宮駅東口の目の前にあるホテル1Fに新規出店する餃子専門店様の軒先テント新設工事となります。

宇都宮といえば餃子の町、その中でも最近業績を上げている餃子屋さんです。
宇都宮駅東口は新たな鉄道が開通することが決定し、大規模な開発が始まっており将来を見越しての出店と伺いました。

今回、宇都宮駅東口ロータリーに接する面すべてを内照式テントにするという計画ということで、パース画をいただき、現場に伺いました。

画像:店舗軒先テント新設工事

・現調からご発注まで

全面ガラス張りの非常に見栄えのいいビル1Fにテントをつける計画。
ガラスのつなぎ目に100mm巾のアルミ材があり、ここに固定する以外方法がありません。

しかし、このアルミ材厚みが1,2㎜ととても薄く、W9mxH1、2mのテント鉄骨を支えるには頼りない下地でした。
そこで上場、下場両方にビス止めできるフレームを作成し通常の2,5倍多めに固定ビスを打ち込むことで承諾を得ることができました。

ガラス面には一切鉄骨フレームが触れることなく固定できる唯一の施工法となります。
見積後すぐにお発注をいただき施工することに。

画像:店舗軒先テント新設工事

・施工経過と施工完了

建物の凹凸に合わせて鉄骨フレームを製作する必要があり、現場にて正確に採寸しました。

施工時通常であればユニック車を使用し、安全かつ迅速に施工するような案件でしたが、場所柄ユニック車を使用することができず、鉄骨フレームの持ち上げ、固定すべてを人海戦術で行いました。
機械の力ってすごいんだなーと感じさせられました。

先にも述べましたが、今回は宇都宮の名物ソウルフード餃子の専門店の軒先看板テントということで、宇都宮市の新たな観光スポットになるお店のテントを製作、施工と請け負わせていただきうれしい限りです。
どうもありがとうございました。

画像:店舗軒先テント新設工事

・施工完了後

無事施工を終え、帰社後帰宅途中に看板屋さんから電話にて連絡が来ました。

我々の製作、施工には全く問題はないのですが、ホテル側よりダメ出しをされてしまったというではありませんか。

設計会社様とホテル様との間で決まっていたテントの形状と、我々が確認していたパース画に相違点があったというのです。

どこでどう取り違いが発生したのかは、我々が知る余地もありませんが、ホテル側様が看板テント設置を許可した寸法より大きすぎるらしく、作り替えを要求されているとの事でした。

我々の間違えでないことは明確だったのでほっとしましたが、誰かのミスであることには変わりなく、なんとも心が痛みました。

正しい寸法における指示書を後日いただけるという事になり、スケジュールの調整を行いとりあえず今回の現場は完全に終了となりました。

新たなテント製作・施工につきましては別のブログにアップさせていただきます。

何より全員ケガすることなく、無事に終えられたことに感謝します。
どうもありがとうございます。
画像:店舗軒先テント新設工事