飲食店様(栃木県宇都宮市)
・ご依頼から受注まで
今回の案件は、以前からお取引させていただいている、看板屋さんからのご依頼で、以前弊社にて製作・施工を行った店舗軒先テントの生地張替工事を行いました。
店舗リニューアルに伴う生地替えです。
数年前の施工ブログでご紹介した「店舗軒先新設工事」を覚えています。
確かフレームを取り付けるのに下地が無いうえに、大理石の貫通を行わなければならず、とても苦労した事を思い出しました。
今回は生地の張替ですので、フレームはいじりませんが、そんなことが記憶に残っております。
また、天井部の勾配が全くないことで、デザインされた方に、「このデザインでは天井に水たまりが出来てしまいますよ」とお伝えしたのを思い出しました。
過去のデータより見積金額提示はすぐに行えましたので、見積もり金額提示。
・現調と制作準備
提示後すぐに受注となり、生地製作の為現場にて型どりを行いました。
現場に行って脚立を上るとやはり天井部には水たまりの跡が!!
製作前に了承を得て製作しているので、仕方ないとはいえ、ない方が良いものが出来てしまっている光景を目にすると、思うところがありました・・・。
直射日光が当たらない場所に設置されているだけに、湿度の多い時期はなかなか乾燥せず、カビも生えるだろうし・・・まあ仕方がないですね
弊社としては最善の仕事をするまでと割り切って型どり開始。
・制作から施工完了まで
W5400の軒先テント生地製作に半日、取付に半日といったところでしょうか。
今回ご指定いただいた生地はセルジオフェラーリ社502satinのシルバー、シルバーの生地は、表面コーティングを施している為、生地表面に傷がつきやすい素材です。
その為、製作段階、梱包、運搬時の全ての工程に置いて非常にケアして扱う必要性があります。
各担当者が共通認識を持ちケアしてくれたおかげで、現場で生地を広げるまで一切傷が無く無事に運ぶことが出来ました。
こちらの現場は、宇都宮市駅に通じる道端にあるため、通勤時間帯の歩行者が大変多く、脚立の設置が若干心ぐるしかったのですが、看板屋さんが道路使用許可を取得していたので、安心して作業をすることが出来ました。
我々のテント生地張替工事後店内、店外がすべて一新され、とてもモダンな雰囲気のお店に生まれ変わっていました。
また何かありましたら、どうぞよろしくお願いいたします。