某店舗様(群馬県前橋市)

画像:店舗軒先テント

・ご依頼内容とお見積り

今回の案件は、弊社ホームページをご覧になられた、ご担当者様より電話にてコンタクトしていただきました。

改築をしたばかりの店舗の軒先にテントを取り付けたい。サイズについても明確にお知らせ頂きましたので、電話だけの情報で見積金額を算出する事はできたのですが、改装を行ったという事がとても気がかりでした。

何故なら改装という言葉にはかなり幅広い意味が含まれる為、改装の仕方によってはテントをそのまま取り付ける事自体が、困難な場合もあるからです。

今回はリスクヘッジをさせてもらう内容にて見積書を提示させていただきました。

画像:店舗軒先テント

・ご発注から現調へ

見積提示後すぐにご発注頂き、現場確認を行うと、

予想していた通り、かなり大掛かりな改装をした事が見て取れる状態でした。

ご担当者に改装の内容を詳しく聞かせて頂き、新設軒先テントの取付方法を現場でねりました。

今回の現調には設計担当も同席し、詳細寸法の決定、製作パーツの決定を現場で行うことができました。

画像:店舗軒先テント

・設計と制作

設計は帰社後すぐに取り掛かることが出来、スムーズに製作図完成となりました。

製作図を元に鉄骨フレーム製作、生地製作をへて施工となりました。

今回の現場において冬場は、赤城おろしが吹き荒れる場所であり、耐風構造にしなければなりません。

しかしながら改修工事を行った外壁材はテントフレームを支える強度が無いことが判明。

テントフレームをしっかりと支える事が出来る下地にしなければなりません。

ここの部分については企業秘密となるので、詳細を明かす事は出来ませんが、幸い外壁材のした45mmの場所にコンクリート壁があったので、現場で急遽作成したパーツを組み込む事で、しっかりとした下地を作り上げました。

画像:店舗軒先テント

・施工経過と施工完了まで

更には意匠性にも配慮し、全面よりテントフレームを吊る棒をなくす事に。

高さと出幅の比率からすると吊り棒を設置するのが楽ではありますが、余りにもダサい!

そこで鉄骨フレームに工夫をこらし、雪の荷重にも耐えうる構造を考案、ご覧の通りスッキリ綺麗なテントフレームを据え付ける事が出来ました。

自画自賛ですが、スッキリ綺麗なテントを納めるが出来ました。

どうもありがとうございました。
画像:店舗軒先テント