新規間仕切りビニールカーテン製作、施工

今回は、8月に施工させていただいた、茨城県下妻市にあるOTTO(オットー)様の新規間仕切りビニールカーテン製作、施工となります。

8月に設置した下屋の影響は大きく、下屋下の席が大人気となり週末は予約で埋まってしまう程との事です。

しかしながら、雨が降ると稼働できなくなってしまう時もあり、すぐにでも仕切りたいとの事ご相談を頂きました。

固定面が一面、残りの２面はカーテン式にして開閉可能にする事となりました。

開閉式ビニールカーテンの仕様は、出入口はサイドポール付き芯材カーテン、一面はマジックテープ固定式カーテンとなりました。

今回の問題点は出入口の高さとマジックテープの取付方法となりました。

出入口の高さについては、1ミリも下げたく無い高さしか無い為カーテンレールのさがり分以上は下がらない様な金物を考案し、製作しました。

出来上がってしまえば、何てことのないパーツなんですが、パソコンの設計画面に向かってかなり考えました。

マジックテープの固定方法には、腐食しにくいアルミのフラットバーに、ノリ付きマジックテープを取付、マジックテープ付きフラットバーを木材に取付る方法にしました。

さらにステンレス製スナップボタンを500mmピッチに取付。
さらなる補強を行いました。

見た目はスッキリ、強度はしっかりを確立する事が出来ました。

寸法どりにはかなりの時間を要しましたが、出来上がりはご覧いただいている通り、素晴らしくきれいにしっかりと出来ました。

固定面におきましては、意匠面において客席側からロープがあまり見えることが無いよう、ラッキングバーを新たに設置。

ロープの露出を極力なくすような加工を施した上で膜材の設置を行いました。

カーテン面、固定面共に非常に納得のいく仕上がりとなりました。

下屋、間仕切りとご指名頂き大変光栄です。

OTTO様のさらなる業績向上を陰ながら応援させて頂きます。

どうもありがとうございます。