美容室様(群馬県高崎市)
・ご依頼内容
今回の案件は建築会社様より「新設にてオーニングを設置するにあたり見積もりをしていただけませんか」というお電話をいただきました。
見積をするにあたり詳細を伺ったところ、店舗画像と図面があるのでメールで送りますとおっしゃていただけたので、スムーズに情報を得ることができました。
いただいた資料をもとに、迅速に見積書を提示、見積書内に、下地別途と記載させていただきました。
この下地別途という記載について、ご担当者様より連絡があり、オーニングを取り付ける際、もっと配慮しなければならないのが建物側にある下地であることを説明させていただいたところ、店舗の改修工事に併せてオーニングを新設するので、どんな下地が良いか指示を出してほしいとのことでした。
・お打ち合わせとご提案
そんなこんなの話から受注となり、現場で打ち合わせすることになりました。
打合せ当日、現場に伺って感じたのが、もしかすると現状下地らしい下地はないかもしれないなというカンでした。
施主様は賃貸で借りているので、建物のことは全く分からず建築会社のご担当者様も詳細は不明との事でした。
では本日中に下地の製作方法を決めるには、付いているライトを外して、電線用に開けてあるであろう穴より内部を確認する必要があるため、ライトを取り外す許可をいただきました。
穴からカメラを差し込み、撮影し画像を確認したところ案の定、下地になるような部材は入っておらず、既存建屋の梁柱より下地を製作してもらうことで合意、建築会社様の下請け大工さんが施工することで決まりました。
・施工経過と施工完了
大工さんが正確に下地を製作できるよう墨だしを行い、後日図面をメールしテント施工に向け準備を整えました。
なお、今回のオーニングはテンパル社製エルパティオにセルジオフェラーリ社502satinを装備しました。
どこにでもあるオーニングの雰囲気とは若干違った雰囲気を演出することができました。
生地の打ち合わせを施主様とさせていただいた時に、随分と色で迷っておられましたが、完成を確認していただいたときに色についてこれで良かったーとおっしゃていました。