某整備工場様(栃木県さくら市)
・ご依頼内容
今回は、初めてのお取引となる建築会社様より、弊社ホームページをご覧になられてのお問い合わせをいただきました。
3か月ほど前に電話にて、ビニールカーテンの工事を検討しているのだが、生地の種類、施工方法について詳しいことがわからないので、現場にて打合せしてくれないかとのお問い合わせをいただきました。
電話にて現調スケジュールを決定し、現調前に図面をいただくことに。
・現場でのお打ち合わせとご提案
EV車専用整備工場にEV車専用専門学校を隣接した、新たな専門学校の開校に向けた全面改修工事を行うということで、自身伺った際は改修前の全く手つかずの中古物件でした。
建設会社の社長さんとの打合せ時、ビニールカーテンについては、今まで全く触ったことが無いので、知識がないため専門家としてアドバイスを含め一任したいと言っていただけました。
任せていただけるのは、とてもやりがいがあり嬉しいことではありますが、責任のあることなので襟を正す思いでした。
建築関係の完成予定を説明いただき、建築のイメージがわかったところで、開閉式芯材カーテンを提案させていただきました。
ビニールカーテン新設予定部は2面あり、いずれも左右どちらにも開閉できるようにしたいというのが、施主様のご要望ということでした。
1面は間口8m程度、1面は15m程度ということがあり、15m間口については、ビニールカーテンオープン時にタッセルで束ねたさいの膨らみ具合をなるべく小さくしたいというご要望を受けました。
そのため、交叉レールを使用しビニールカーテンの壁側収納を2本のレールで2枚のビニールカーチェンを個別に収納できるよう工夫しました。
・お見積もりと受注まで
これらを図面に起こし提示させて頂き、同時に見積書を展示させていただきました。
また、生地見本帳を郵送し施主様と建築会社様による協議が行われ、受注となりました。
内装完成後、最終寸法取、引渡し前日までに施工するというスケジュールでの御発注書を取り交わました。
・施工経過と施工完了まで
施工は2名で1日を予定しており、施工当日は引渡し前日ということもあり、現場は突貫工事状態です。
脚立の場所確保にも他の業者との協議が必須という状況でした。
17時までに作業を終わることが出来ず、18:30まで作業をすることになってしまいましたが。
仕上がりには我ながら満足のいく現場となりました。
建築会社社長、現場監督さんにも「これだけのビニールカーテンが1日でできるとは信じがたかったが、出来るもんなんだねー」とおっしゃっていただくことが出来ました。
施主様には、イメージ通りにできており、いいですねーとまたビニールカーテンの揺れを防ぐために芯材ポール下部に取付た落としピンを提案させていただいたことについて、これさえあれば風の影響を受けることなくマジ切れて素晴らしとおっしゃっていただけました。
施工完成検査終了後、帰路についたのは19:00過ぎで、他の業者さんはまだ作業中でしたが、無事翌日引渡しを終えたことを、後日現場監督さんよりご連絡いただきました。
どうもありがとうございました。