設計事務所様(栃木県宇都宮市)
・ご依頼内容
今回の案件は宇都宮市内にある設計事務所様より直接お電話をいただきました。
弊社ホームページをご覧になられ、お問合せをいただいたとの事でした。
こちらの設計事務所様が移転することとなり、移転先にすでに取り付けられているテントの生地を張り替えて使えるか見てほしいとご依頼です。
確認したうえで見積もりを出してほしいとの事でした。
・現調とご提案
早速現場に伺い採寸を行い鉄骨の状態を確認すると、これといって腐食は確認できず、生地の劣化具合からすると鉄骨フレームの状態は良好でした。
現場より設計事務所様に電話連絡をさせていただき、状況説明をしました。
その際現状のままですと生地の張替の都度、鉄骨フレームを建物から取り外し、生地を仕込んでから、再度鉄骨フレームを建物に取り付けるという方法でしか張替作業ができない状態であることを説明し、鉄骨フレームを若干改良行う事で、後の生地張替作業を簡単に出来る事を説明させていただきました。
設計事務所様ですのでご理解いただくのも早く、即決で提案させていただいた内容による見積提示のご依頼となりました。
見積書提示後すぐにご発注頂いたのですが、年末の大変込み合っている最中だったため、年明けの施工にてご了承いただけました。
・製作から施工完了まで
施工にはまず鉄骨フレームを取り外し、弊社テントファクトリーに運びます。
テントファクトリーにて生地をすべてはがし、鉄骨フレームの塗装ケレンを行い、現場で容易に生地の張替が可能になるよう、鉄骨フレームの加工を行います。
その後、新たに取り付ける生地の型どりを行い、鉄骨フレームの塗装。
今回鉄骨フレームは白色に塗装しました。
型どりを元に生地を裁断、縫製し現場施工日を迎えました。
今回の現場では弊社新入社員であるベトナム人エンジニアのTさんの現場デビューの日でもありました。
今後の活躍を期待しています。
鉄骨フレームを元の位置に取付し、生地を張り込み、塗装の剥がれ部のタッチアップ、最終クリーニングを行い、現場の掃除を終了して施主様にご確認いただて終了となりました。