某自転車店様(栃木県栃木市)
・ご依頼内容
経年劣化による生地張替のご依頼を弊社ホームページよりいただきました。
早々にまずは電話をかけ施主様とお会いしてお話をすることになりました。
現場確認に伺ったところ、昭和40年代に製作されたという、軒先テントを確認しました。
詳細打合せの後、軒先テント生地の張替え工事の受注となりました。
・施工前の状態
後日テントフレームの取り外し、「昔はこんなビスや、釘で固定していたんだなー」と驚かされることが続出。
取り外した鉄骨フレームじっくりみると、昔の鉄鋼職人さんが丹精込めて製作された痕跡が随所に見受けることが出来き、近年見かけなくなったテントに触れる事となりました。
現在ではやらなくなった製作方法には、とても懐かしさを感じながらの修繕となりました。
・施工経過と施工完了
フレームはサビを落とし、サビ止め液を塗布、最後にフレーム2度塗り塗装。
フレームレストア後は、新品と思わぬばかりの出来栄えとなりました。
生地製作には冒頭申し上げた通り現代では製作しなくなった手法が用いられていたため、若干手間がかかりましたが、レトロ感満載のとても綺麗なテントに生まれ変わりました。
生地はフェラーリ582を使用。
ヨーロピアンなストライプが昭和レトロな建屋、レトロな形状のテントフレームに大変マッチし、施主様にも大変喜んでいただけた現場となりました。