某企業(茨城県土浦市)
今回は、昨年施工しました「開閉式テント上屋」第2章の続きとして最終章をお伝えいたします。
・台風発生とその後の状況
ここまで色々とありましたが、いよいよ本格的に建築開始の朝、天気予報では台風が発生し、関東地方直撃とのニュースが賑わっていました。
昨日据付けたケミカルアンカーも完全に固着し、建て方スタートです。
今回の建築予定場所の真上には送電線が通っており、クレーン車の最高地上点に制限があり、建築予定場所鉄骨の立て方の際、苦労する事は想定しておりましたが、やはりなかなか大変な事態。
万が一の事故も起こしてはならないという安全対策は取っているとはいえ、クレーン車のオペレーターが心配のあまり会社に連絡、会社から東電に連絡が行き、東電が現場に到着。安全対策を確認しに訪れました。
無事確認終了。作業開始。
・作業の進捗状況
これだけの規模の鉄骨フレームを2日で完成する為に、みんな一丸となって頑張りました。
少し残業したものの、予定通り2日で終了。
3日目より生地張込み作業の予定でしたが、台風がすぐそこまで接近。
明日作業するかしないかは、明日現場で決める事にして建て方作業を終了しました。
翌日の朝、ホテルから見る限り強風。これではどうかな?との思いを抱きつつ現場に到着。
現場はもっとひどい事に!
という事で作業延期。
翌日は台風一過ということもありこと時期としては珍しく暑いくらいの天候となり、作業は順調に進み、予定通り生地張込み、開閉装置設置、開閉操作テストなどを3日目をかけて完成しました。
・現場作業の最終日
雨樋をつけてクリーニングをしてお客様に完了検査をして頂き、開閉操作の説明をさせていただき、無事引渡しをすることができました。
今回の現場は色々なハプニングが起こり、大変勉強になり、良い経験が出来た現場となりました。
全員が一丸となった終わらせることが出来た印象深い現場となりました。