某建設会社様(栃木県小山市)

間仕切りカーテンの画像

・ご依頼内容

今回のご依頼は約6ヶ月程前に、弊社ホームページをご覧になられた建設会社様より、お電話いただきました。

お取引先工場の建屋において、夕方の西日が直接入り、とても暑くて仕方がないのて、間仕切りカーテンを新設する事を検討しています。との内容でした。

現場画像をメールにて送って頂けたので、現場状況はすぐに把握出来ました。
しかし寸法が全く不明だった為、現場調査する事にさせて頂きました。

間仕切りカーテンの画像

施工前の状態

・現調とご提案

西日をしっかりと遮りたいとの事でしたので、今回は遮光率の高いフラット帆布を使用する事を提案させて頂きました。

こちらの現場は冬場は風通しが良く、寒いのではなかろうかと疑問を抱いたので、ご担当者様に伺うと確かに寒いのですが、ずっとこの環境で仕事をして来たので、慣れてますからと!

カーテンを取り付けると、冬場の風除けに使用したくなるのが人の心情と思います。

冬場の風除けとしての使用を前提で考えると、芯材カーテンをお勧めしますと伝えると、違いが分かりかねるのでとおっしゃったので、過去の施工事例より画像で説明をさせて頂きました。

そこで、芯材式カーテンの方が機能的で良いとは思うけど、予算の都合もあるので、チェーンウェイトカーテンと芯材カーテンの2種類での見積提示をご希望されました。

また、カーテン上部は固定で生地を据え付ける事に、既存の鉄骨下地を利用して、ロープラッキングができない場所は、新たにラッキングバーを取り付けることになりました。

数日後2種類の見積を提示させて頂くと、予算的にはやはりチェーンウェイトカーテンに傾いているとの事でした。

この段階ですでに9月末という事もあり、あくまで西日対策としてのカーテンなので、来年の春頃施工で予算を組みますとのお返事を頂きました。

間仕切りカーテンの画像

・施工経過と詳細について

3月中旬頃だったでしょうか、ご担当者様より電話を頂き、チェーンウェイトカーテンでの施工が決まったので、現調の上施工をお願いします。

早速詳細寸法を取る為、高所作業で出向き、採寸後、弊社設計担当による、製作図面の作成、図面を元に膜材および、鉄骨加工をおこないました。

施工には、2名の職人が2台の高所作業車を操作して1日半で完了となりました。

終了後、ご担当者が検収に来られる隅々までご確認をされた後、こんなにいい出来だと冬場の風除けとしても使用したくなるね、少しくらいなら大丈夫でしょうか?とお尋ねされました。

今回あくまで西日避けとの観点により強度を考えた設計となりますので、風除けとして使用すると、膜材が簡単に破損する事が予測されます。

今回、W15mxH6mを1枚の膜材にて、カーテンとしていますので、膜材で受ける風圧は相当な強さが安易に予測されます。

この風圧に耐える様なカーテンは当初より申し上げている芯材式カーテンです。

風対策には使用しない事を大前提として設置した事を、再度確認させて頂きました。

現場の方が寒くてついつい使用してしまわない事を願うばかりです。

鉄骨下地製作、膜材製作、現場施工と関わるご担当者様の御尽力、ご協力をいただけすべてスムーズに進行することが出来ました。

カーテンを広げている画像を残すことを忘れておりました。

どうもありがとうございました。