競技施設様(栃木県宇都宮市)
・ご依頼内容
普段からいつもお世話になっております、建築会社様からのご依頼にて、宇都宮市の競技施設入口階段テント膜材一部張替工事のご依頼となりました。
設置されてからすでに15年ほど経過しており、生地の劣化がだいぶ進んでいました。
年度内予算の関係から、すでに破れてしまった部分のみ張替るという内容でのご依頼です。
とはいっても今回のような部分張替というのは2面の生地張り込みができないため、テンションをかけたきれいな張上りにはできません、またすでに天井膜材事態が粉をふくほど劣化が進んでいるため、接着面の早期はがれが容易に起きます。
接着面の剥がれが発生すれば雨漏れも起きます。
この2点のデメリットをしっかりと説明させていただいたうえで、ご了承いただき受注、施工となりました。
・施工の詳細
こちらの施設ではほぼ毎日運営が開催されており、型どり、施工を1日で行わなければなりません。
施工する部分は小さい面積ながら、天井の角度が変わる場所で、型どりをしっかり行わないと、納まらない部分の修繕工事となり、朝一番で足場を設置後、生地撤去、即型どり後、テントファクトリーに戻り生地加工。
お昼過ぎに現場に戻り張り込み作業といった感じで忙しい1日となりました。
・施工完了
今回のように2面のテンションをかけることができない現場は数少ないですが、予想していたよりはきれいに張り込むことができました。
施主様にもご満足いただけ、ホットした次第です。
来年度予算にてすべての天井膜張替を強くお願いして帰社しました。
やはりテント屋というのは、シワ1つ無い、テンションがかかったきれいな仕上がりを求めるもので、今回の現場のように物理的に無理なことはわかっているものの、どうにかしようと足場の悪い中、全員が時間いっぱいまで奮闘している姿には感謝しました。
どうもありがとうございました。