個人宅様(栃木県宇都宮市塙田)

画像:階段上部テント生地張り替え

・ご依頼内容

今回の案件は台風19号によりご自宅の階段上部に据え付けてある、テントの生地が破れてしまい、生地の張り替えについてご相談いただきました。

お客様へ連絡の上ご自宅に行ってみると、強風に煽られて生地が破れてしまっておりました。

階段の上ということもあり、お客様自身で撤去することも出来ず、お困りでしたので、採寸を始める前に破れて下にブラブラと垂れ下がってしまっている、生地を撤去しました。

採寸していると、お客様が次に直す時には、もう少し生地を長めに作って欲しいのだが、可能ですか?と既存のテント生地と鉄骨フレームの間隔が50mm程度空いていることから、階段に雨が直接降ってくると!

少しでも直接降りつける雨を防ぎたいとのご要望でした。

画像:階段上部テント生地張り替え

・ご提案の詳細

フレームを少し改良すれば完全に雨が階段には、降りつけないように出来ることを説明させて頂ました。

今回は火災保険で修理するとの事で、フレームの改修費用は降りないと保険会社より言われてしまった事で、現状回復のご発注となりました。

生地は長めにして仕上げる旨、ご主人にはお伝えしました。

元々据付られていた生地はTEIJIN社のテトロン生地でしたが、今回はSergio Ferrari社の502satinでのお見積もりをさせていただきました。

テトロンに比べ生地の厚みがあり、耐候性に優れております。まあ生地の表面加工により光沢を無くしている為、落ち着いた雰囲気を演出する事ができ、ご自宅の階段テントとしてご使用されるには、雰囲気も重要であると考えたからです。

またコストパフォーマンスにおいても優れているのです。

画像:階段上部テント生地張り替え

・制作開始から施工完了まで

ご発注を頂いてから、現場にて詳細寸法をとり図面化。、踊場においては型を製作。

図面を元に生地の加工を行います。

図面製作から生地の縫製完了まで2日間。

きれいに仕上げる事が出来ました。

現場作業は2人で半日程。

ピッタリの寸法で仕上げたテントはシワひとつなく

綺麗な張り上がりとなりました。

お客様のご要望通り鉄骨フレームに生地をピッタリと取付。これで以前よりは雨の侵入が減る事でしょう。

途中の休憩時においては、お茶を入れて頂き、美味しくいただく事ができました。

どうもありがとうございました。

画像:階段上部テント生地張り替え

画像:階段上部テント生地張り替え