個人宅様(群馬県吾妻郡長野原町)
・ご依頼内容
今回の案件は、かの有名な伊香保温泉手前にある長野原町にてカーポートを新設したので間仕切りカーテンを付けたいというお客様からご相談いただきました。
弊社ホームページをご覧になってお問い合わせいただきました。
今回の案件は現場確認をする前に、大まかな寸法を元に、概算にて見積もりを出させていただきました。
見積書をご確認頂いた上でご発注頂きました。
・施工についての施策
既製品のカーポートの屋根材に直接カーテンレールを取り付けるわけにいかないので、まずは鉄骨材にて下地を作りカーブレールを用いた自動車フロント部が濡れないような仕様でのご依頼となりました。
見積もりの段階で、カーテン下部にチェーンウェイトを入れるタイプと、芯材式カーテンの2種類を提案させていただきましたが、最終的に芯材カーテン式となりました。
また、床部の勾配がしっかりとついていたので、水上部と水下部では80mm近い高低差がうまれており、水上部は地面すれすれまで生地を製作しますが、水下部ではどうしても生地下部より85mmの隙間ができることを採寸の段階で施主様にご理解いただきました。
カーポートの屋根にはルーフデッキ(折半屋根)が使用されており、施工には、まずカーテンレールの下地作りからスタートです。
本来であれば屋根に穴をあけるといったことはタブーとされておりますが、ルーフボルトを使用することで屋根に穴をあけての施工が可能になったうえ、しっかりとした下地を作ることが可能になります。
また、ルーフデッキへの負担を少なくするために今回はひと山おきにルーフボルトを取りつけました。
これで強風が吹いても、カーポート自体にかかる負担を軽減できます。
また、カーテン端部を固定するのも新の柱を設け、新設の柱に生地をビス、フラットバーにて固定する方法をとりましたので、カーポート自体への負担はほとんどありません。
カーテンの開閉口はマグネット式を採用、また開閉ロックも付けたので施錠をすることも可能です。防犯効果も高まりました。
今回、施主様のキャンピングカー購入に伴うカーポート設置、カーポート設置に伴い間仕切りカーテン設置なり、施主様の車を大切にするお気持ちが大変伝わりましたので、一日でもよい状態で長くご使用いただけるよう施工させていただきました。
どうもありがとうございました。