フットサル場様(群馬県高崎市)
・ご依頼内容
今回の案件は群馬県高崎市にあるフットサル場様のテント上屋生地張替工事となります。
こちらのフットサル場様は、数年前店長様よりテント生地の張替工事をご依頼され、今回で3度目となります。施設の大きさが大きいため、テント上屋のサイズもそれぞれに大きくとてもやりがいのあるお仕事をいつもやらせていただいております。
今回は真夏のど真ん中でのご発注をいただきました。
・施天井膜の製作
一言で生地張替といっても型どりの方法はさまざまです。今回は天井の形状に合わせて、すべて採寸し弊社設計によりPCで形状を再現。
再現したデータより裁断図を製作。裁断した膜材を縫製加工し天井膜の製作完了という手順で行いました。
・施工開始
製作までは順調そのものでしたが、施工当日、施工スタートの8時ですでに31℃。10時の休憩時33℃、お昼の休憩時36℃と猛暑日です。
既存の生地を取り外す作業だけですでに汗だく。熱中症にならない様水分、塩分を取りながらの作業とはいえ、この厚さにはどんどん体力を奪われていくのを感じながら作業をしていく感じです。
今年から弊社でも空調服を採用し現場作業従事者には全員に支給られているとはいえ、この暑さには空調服の効果があるのかないのかするわからないほどの炎天下。
既存生地のはがし作業が終わり、新しい天井膜材をユニッククレーンで定位置にセットし、膜材を広げ終えれば、日陰が出来ます。日陰を早く作れるよう手際よく作業するも、炎天下の為普段より作業ははかどらないものです。そんなこんなありますが、生地を広げて日陰になった時の安ど感は忘れられません。
多くの日を、外で作業している我々ですが、この日は異常に暑さを感じました。
生地を広げ終えればロープによるラッキング作業です。この日の作業は2名でしたが12時のお昼休憩時には80%のラッキング作業を終了していました。
午後、早々にラッキング作業を終え、縫製ヶ所より水の侵入を防ぐためのシーリングをする為、天井にのぼりましたが天井膜は既に手袋をしていても触っていることが出来ないほどの高温に。
この日はシーリング作業を断念。
別日の早朝に施工することを店長さんに伝え帰路につきました。
・施工完了
別日の朝4時半、シーリング工事を行う為現場に到着。涼しく気持ち良く作業をしていると、6時頃からはじりじりと気温が上昇し、7時には天井膜材の上に乗っての作業は出来ないほど、膜材が高温になってしまい、シーリング作業を少し残して帰社となってしまいました。
最終的に翌日の午前4時半から1時間程度作業をして終了しました。
太陽の力を思い知らされた現場となりましたが、熱中症になることもなく、無事に作業を終えることが出来ました。
またテント上屋の生地張替工事を、継続して弊社に依頼いただけ、大変ありがとうございます。
最善の商品を製作し、最善な工事を常に出来る様尽力します。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。