トラックの接触事故によるテント上屋の修繕工事（自動車保険利用）

ご依頼内容

今回の案件は、自動車保険を利用した修繕工事となります。

トラックがテント上屋に接触したことにより、テント上屋全体がゆがんでしまい部分的に鉄骨フレームが完全に曲がってしまっている状況でした。

自動車保険による修繕の場合、大前提として現状復帰となることから、鉄骨フレームのゆがみ、曲がりをしっかりと把握し、修繕箇所の把握作業を行いました。

また、生地については一部破れがあり部分補修となると見た目的によろしくないとのことから、全面張替となりました。

数日後見積もりを提示し保険会社査定を待ちました。

施工前の状態

柱基礎部については図面無、施工画像無であった為掘り起こしてみないと、状況を把握することが出来ず、基礎図、柱図を先に作図し、掘り起こしてからどうするかを決定することにて進行することにしました。

解体作業【1】

解体作業【2】

照明類、スイッチ類を撤去、天井膜を撤去、鉄骨フレームを半分撤去、柱4本を撤去ここまでで3日、柱基礎部掘削、配筋、養生、打設、左官で1日
建方、タッチアップ、生地張込、看板文字貼りで2日
照明類、スイッチ類の復旧で1日
となりました。

基礎工事

現場での作業は4日ほどでしたが、他社にて設計、製作されたテントフレームと同じ形で製作するのはなかなか難しいところがあり、鉄骨製作担当者が頭をひねりながら製作していた姿が思い出深い案件となりました。

建方【1】

建方【2】

全ての工程が終了し被害者であるゴルフ場の支配人さんに検収をいただき、きれいになったテント上屋に感動していただくことが出来ました。

どうもありがとうございました。