公共機関様(栃木県宇都宮市)

画像:バッグ製作A1

・ご依頼内容

今回は、年に数回ご依頼いただいている栃木県の保険関係の機関様からのご依頼で備品運搬用のバックで製作依頼となります。

過去に何度も製作させていただいており、以前お造りさせていただいた商品と全く同じ物のご依頼もあれば、新商品のご依頼もあったり、少し改良や変更を行った上でのご注文もあります。

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・受注の詳細について

今回は2タイプのご注文となりAtypeについてはサイズの変更、ファスナーの位置変更を行ったうえで15個の御発注。

Btypeはご使用になっていた商品を確認しながら、補強材の取り付け位置、補強材質の変更を行った商品10個の御発注となりました。

公共機関のお仕事ということもあり、予算はしっかりと限られており、予算内で納めるのはなかなか難しい場面もあるのですが、少しでも良い状態で長きにわたりご使用いただいて頂きたいという気持ちから、追加の御発注の際にどうしても改良点のご提案をさせていただいてしまいます。

ご担当者様から予算的に大丈夫ですか、とご心配いただくときもありますが、そこはやはりせっかく製作するものですので、より良い物をと考えてしまうものです。

その様な関係で、長きにわたりお取引いただいているからこそ妥協はしたくありません。

ご担当者様にはご配慮いただき、最近は納期についても長めに設定いただけ助かっております。

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・設計・製作と製品納品

バックの製作は、設計図製作、型紙製作、生地の裁断、パーツ類の裁断、パーツ類の製作、本体製作、クリーニング、梱包という工程があり実はかなりの手間がかかります。

その割には単価は非常に低いというのが常ですが、弊社としては縫製技術向上には変わることのできない仕事と考えており、弊社の高い縫製技術の源であるとも考えている次第です。

もちろん、弊社縫製担当社員の向上心、探求心あってのことは言うまでもありませんが、2つの要素があいまって難易度の高い商品を製作できる会社に成長したのだと考えています。

新入社員が増え技術の継承は勿論のこと、向上心、探求心についても先輩社員を見習ってもらえたら、お客様のご要望以上の商品を常に提供できる会社へと成長できると考えています。

今年もお客様にご満足いただける以上の仕事をし、テントを通じて多くのお客様の笑顔に出会えるよう頑張っていきます。

どうぞよろしくお願いいたします。

ありがとうございました。

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