某建設会社様(茨城県古河市)

画像:空調間仕切り新設工事

・ご依頼内容

今回の案件は最近とてもお問合せの増えている、工場内、倉庫内空調(エアコン)効率向上を目的とした、膜材による間仕切り壁及び間仕切りカーテン新設のご依頼となります。

主に事務仕事スペースの空調コントロールとなります。
かねてよりお取引頂いている建設会社様からのご依頼となり、弊社は製作、据付が業務となります。
画像:空調間仕切り新設工事

・施工について

一般的な建築工事で間仕切りとなりますと、軽量鉄骨(スタッド)により壁を作りますが、今回は建築会社様の提案により、視界性、コスト面、工事期間が短い事などを考慮した上で、透明ビニール間仕切りが採用されました。

設計をされた建築会社様より図面を頂き、現場にて現調を行い、製作スタート。

画像:空調間仕切り新設工事

・施工の詳細と完了まで

現場は賃貸倉庫と言う事で、アンカーボルト、ビス類を建物に打ち込む事が禁止されており、上部は鉄骨材より単管パイプで下地を作り、床部については重量鉄骨を据付、据付けた鉄骨に単管パイプを固定するといった、大変手の込んだ仕様にて下地を設置しています。

膜材につきましては、横巾70m、高さ5mというサイズの為、膜材を分割にて製作し、膜材のジョイントについてはロープに接合した上で、生地をラップする事で、機密性を上げております。

生地を取り付け外周部については、建築会社様が施工を行ったので、我々が普段行う施工方法とはだいぶかけ離れた物であっため、製作寸法を算出するのに、一苦労しました。仕上りはご覧の通りぴったりと納める事が出来ました。

現場での施工は4名で1日となりました。

膜材でしっかりと間仕切りが出来てから、驚くほどに内側はエアコンの効果が現れ快適な空間が完成しました。

お客様にはこんなに薄い生地一枚でどれだけ効果があるのか心配していたのだが、こんなに違いが出て安心したよ。とおっしゃっていただけました。

快適空間を作る事ができ、お客様が喜んでいただけている姿を間近で見れることが出来て、良かったです。

どうもありがとうございました。
画像:空調間仕切り新設工事