栃木県さくら市
お問い合わせ
今回の案件は、取引のある建築会社様からの紹介で、ゼネコン元請け様よりお問い合わせをいただきました。
メールにて図面を送信いただき、内容確認の上、電話にて打ち合わせを行い、まずは見積もりを提示することになりました。
既存倉庫に増築を行った際に生じたエキスパンション部から、大雨が降ると雨漏れが発生し、倉庫内商品を濡らしてしまうことが発生するため、フレキシブルな雨樋で何かできないかというご相談をいただきました。
ご提案
なかなかハードルの高い案件であることは容易に想像できましたが、少し話をしていると、エキスパンション外部の雨漏れ工事をすることから、基本的に雨漏れは二度と発生しないようにするが、万が一漏れてしまった際の二次防御用として考えているということでした。
そこでラフな漫画絵を作図し、大枠での承認をいただいた上で見積書を提示しました。納期が迫っていることもあり、即ご発注をいただきました。
施工経過
膜雨樋最下部には板金屋さんに桝を製作していただき、桝及び縦ドレインの設置をお願いしご協力いただきました。
現場での施工は3名の作業員にて2日間、地上9m・全長55mを完了することができました。途中、現場のH鋼を切断するために持参した酸素溶断用の酸素がエンプティーになってしまうトラブルが発生しましたが、予定していた時間内に無事終了することができました。
施工完了
こんなに大きな雨樋を見たことがないという印象ではありますが、生地の色をグレーにしたことで周りに溶け込み、膜雨樋があることはぱっと見わからないよううまく納めることができました。
検収の際、ゼネコン担当者様、施主場長様ともにお礼をいただくことができました。どうもありがとうございました。