群馬県邑楽郡邑楽町

画像:テント上屋生地張替工事

・ご相談内容

今回の案件は、L40mxW25mxH8mというなかなか大きなサイズのテント上屋生地張替工事となります。

弊社ホームページで施工ブログをご覧になられた担当者様よりメールにて連絡をいただき、お打ち合わせのアポを取らせていただいたところからのスタートでした。

画像:テント上屋生地張替工事

・ご依頼の詳細と現調

新たに購入された倉庫ということで、付帯設備として設置されているテント上屋の生地が劣化により雨漏れがする状態であることから、生地の張替工事を検討しているということでした。

現場状況としては、2棟の建屋間をテント上屋でつないでおり、中心部にH鋼にて柱を設け、この柱がテント上屋の自重を支えているような構造をしています。

なかなか変わった構造であることから、妻面が複雑怪奇な構造となっており、妻面に生地を張るには数枚の生地を作り分ける必要性があり、現場での熱溶着(ライスター溶着)作業を多く求められる構造であることが判明。ということは現場施工時間が通常より多めにかかるとういうことになります。

施工前の状態【1】




施工前の状態【2】

・製作

テント上屋の実寸を計測し、妻面の要素を考慮して見積書を作成提出しました。

引っ越しのタイミングはすでに決定されていたこともあり、すぐにご発注をいただきました。

現場での採寸、やはり妻面はとても大変でした。現調でも容易に想像できるほど複雑な妻面の採寸には軽く半日を要しました。

現場から生地を持ち帰り見返しながら、随所にわたり確認をしながらの生地製作を行いました。

施工風景【1】




施工風景【2】

・施工

現場における生地張り込み作業はやはり妻面に時間を要しました。

まさに「ライスター祭り」といったところでしょうか!!!

これでもかと言わんばかりに溶着をしたおかげで、小鳥の侵入を完璧に防止できる状態まで仕上げることが出来ました。
苦労したかいがあります。

ハンガードアの曲がったレールも手直しを行いながら据付。フレームの曲がりの直せる範囲で手直しを行い、
開かずの扉だったハンガードアはすべて開閉可能なまでに修復しました。

画像:テント上屋生地張替工事

・完成

通常の作業スケジュールより2日多めにかかりましたが、お客様にも大変喜んでいただける内容での施工をすることが出来ました。

お客様の引っ越しスケジュールにも対応でき「仕上がり、スケジュールともに対応してもらってありがとうございました」と仰っていただくことが出来ました。
どうもありがとうございました。

画像:テント上屋生地張替工事