栃木県小山市
ご依頼内容
今回の案件は、約1カ月前に新設のテント上屋を建築された施主様より依頼を受けました。隣接建物との隙間をテントで埋めてほしいというご要望があり、設置することになりました。
ご提案
テント上屋側はビスにて固定し、コーキング処理をすることで完璧な雨仕舞いが可能です。一方、隣接建物側については、リーフデッキに穴をあけ、アングルとルーフボルトにて固定する必要があることを施主様に説明しました。その際、漏水が発生しないよう十分な処置をする旨もお伝えし、施工方法を決定いたしました。
施工の詳細
既存建屋の屋根上にはテレビアンテナが設置されており、アンテナ固定用ワイヤーやワイヤー固定用アングルが干渉することが判明しました。そのため、ワイヤー固定用アングルを移設し、ワイヤーの架け替えも同時に施工しました。
施工当日は猛暑日、それも激烈な暑さでした。既存建屋の屋根の上にいるだけで汗が滝のように吹き出てくるという、非常に過酷な現場となりました。もちろん空調服は着用していましたが、ルーフデッキの上での作業は想定外の暑さでした。過酷さだけが記憶に残る現場となってしまいました。
セットするアングルとルーフデッキの間にシーリング材を挟み、防水ルーフボルトで固定しました。漏水対策を万全に行い、隙間塞ぎ用テントの設置を完了させました。
施工完了
施工当日は休業日だったためご担当者様は不在でしたが、休日出勤されていた方に検収していただき、無事現場を後にしました。
近年、尋常ではない暑さの日が度々ありますが、雨天による施工中止はあっても、猛暑による施工中止も検討すべきではないかと考えさせられる現場となりました。
どうもありがとうございました