某工場様(栃木県小山市)
・ご依頼内容
今回の案件は新たな工場作業に伴い、作業効率向上を目的として、間仕切りカーテンを新設すると言う事でした。
ご要望として、工場内の一室内部を3つの小部屋に仕切ると言う内容になります。
ご担当様と現場にて仕切る場所の打ち合わせをさせていただき、開口部の仕様、開ける方向など詳細をつめ、見積を提出させていただきました。
・施工前の準備と製作
見積提出後、生地について必須事項がある事を伝えられました。
生地にとある物質が入っていない生地での製作を??
と言う事でした。
色々と生地の種類がありますが、指定された材料が含まれない生地については、国内に1種類しかなく、この生地での製作がマストとなりました。
ご指定頂いた生地を溶着する際、通常の生地とは条件が異なることから、溶着機の設定に少し苦労します。
弊社縫製スタッフの豊富な経験から、設定方法を導き出すことが出来、見事問題をクリアー、しっかりと溶着することが出来ました。
・現場での施工について
また、現場ではカーテンレールを据え付ける下地において、H鋼に段が発生しているところが数カ所あり、密閉性を上げるためには、この段に発生っしている隙間も塞ぐ必要がありました。
そこで隙間にすっぽりと収まる鋼材を製作し、現場で固定。画像にある様見事に生地を貼り付けることに成功、隙間なしで仕上げることが出来ました。
職人の知恵と技術のなせる仕事をみて、とても誇りに思えました。
下地を整え、カーテンレールを据え付けたら生地をぶら下げ、両端においては密閉性を上げる為にフラットバーで生地端部を固定、開閉部はサイドポールにマグネットを仕込み、取手にてガイドすれば簡単開閉。
現場での施工は職人2名で1日の作業となりました。
お客様にご確認いただき、大変喜んでいただくことができました。