某工場様(栃木県宇都宮市)
・お問い合わせ
今回の案件は、某工場様ご担当者様が弊社ホームページをご閲覧になり、電話にてコンタクトいただきました。
工場内数か所において、テントカーテンを新設したいと考えているのだが、対応してもらえる?
また、会社規定上、価格のコンペを行ったうえで発注先が決まるので、今回見積もりを依頼したからと言って、発注になるとは限らない、それでも見積もりをしてもらえるか?と2点についてお伝えいただきました。
実は弊社は直接の取引は1度もありませんが、下請け、孫請けという立場では数回施工させていただいているので、御社として問題はありませんか?と伺いました。
弊社としては下請け、孫請けとして施工させていただいた顧客様に、こちらから緒説的な営業やコンタクトをとることは一切していません。
しかし、今回のように顧客様より直接ご連絡いただいた場合は、情報をOPENにしご了承いただければ前進するスタンスであることを、電話にて説明させていただきました。
・お客様のご要望と弊社からのご提案
今回はご担当者様より何の問題もないと即答いただいたので、現場確認の上見積金額提示の手順を踏むことで合意いただけました。
現場確認するうえで、数か所あるとおっしゃておりましたので、通常1名でうかがう現場確認に2名でうかがいました。
現場に到着後守衛さんの手続きを終えまずは名刺交換、過去幾度となくご依頼されているテント業者があるということを告げられました。
なぜ他業者との新規取引をご検討されているのかは明言されませんでしたが、いろいろとご事情がおありの様でした。
我々が関与するべき点ではありませんので、そこには言及せず、早々に現場確認となりました。
テント上屋のをテントで壁を作り、荷捌所の暴風、防寒対策をされているご様子の現場でした。
出入口は全開口となっているため、防寒とはなっていないとのことで、出入口のカーテンを検討しているとのことでした。
トラックの荷積み、荷下ろし場となっており、フォークリフトにて運搬をされているとのことでしたので、カーテンよりタカシートの方が良いのでは、とお伝えしましたが、荷積み、荷下ろしは頻繁ではないとのことで、であればやはりカーテン式で密閉性を最優先した方がよいですとなりました。
現場は高さで5m程度あるり、ただのカーテンでは風の影響を受け、カーテンが揺られてしまうことを説明し、芯材式カーテンの詳細説明をさせていただいたところ、間仕切り芯材カーテンの仕様における見積書提示となりました。
同日にその他2か所の現調も行いました。こちらの2か所は別日施工となったので別ブログにて記載させていただきます。ト
・ご発注と納期の確認
見積書提示後早々にご返事をいただき最短納での施工依頼をいただきました。
ご注文いただいたのが確か2月中旬、このころのタイミングは年度末に向け、次から次にとご発注をいただいており、早期より年度末に向けてご発注頂いてる大型案件の間をどうにかこじ開けてスケジュール調整を行っているような状況だったため、早期納期のご希望に即答することができませんでした。
とはいえ可能な限りの納期回答をさせていただき、ご了承いただくことができました。
初めてのお取引となるため、取引口座開設に向け書類提出を行い、大急ぎで製作をし、施工日を迎えることになりました。
・施工経過と施工完了
カーテンレールを取り付け、上部隙間をなくすための生地を張り込むための下地を作り、カーテンの生地をカーテンランナーに引っ掛け生地を吊り下げてみたところ、中心部の高さがやけに短いではありませんか!!!
ん!!!
こんなことは数年に1度あるかないか!
寸法が間違っているとすぐにわかるほどでした。この時点で10時40分、直す以外に方法はないので今一度採寸、ちょうど100mm現調時採寸の寸法自体が誤りであることが判明。
何はともあれ弊社テントファクトリーに直帰、総動員で寸法の直し作業を来ない、現場に戻ったのが13:30。
イヤーこんな思いをしたのはいつ以来かと考えましたが、そんなことよりなぜ100mmちょうど間違えて採寸したのか、2名で採寸した際に1名が寸法を読み上げ、1名が記入をしていたので、その時の聞き間違えしか考えられませんでした。
2度と同じ誤りが発生しないよう、3度確認を徹底することに社内規則を改めました。
ピッタリ寸法での間仕切り芯材カーテンは画像を見ていただけばご納得いただけると思いますが、お客様にご心配をかけたのは事実です。
2度とこんなことが起こらないよう、対策をこうじたうえで、注意喚起することになりました。
寸法修正以外はパーフェクトでしたが、非常に思い出深い現場となりました。