群馬県高崎市
ご依頼内容
今回の案件は、以前よりお取引させていただいているフットサル場に設置されているテント上屋の生地張替工事となります。
現調と採寸
中型、大型テントの場合は通常図面があり、図面に添って生地を製作すればよい案件が多い中、こちらの案件は図面が無い為、鉄骨採寸をしっかり行う必要があります。
ご依頼いただいたテント上屋は脚立にて届くサイズだったため、さほど苦労はありませんでしたが、場内に設置されている大きなテント上屋の場合、劣化した生地の上を、鉄骨フレームずたいに歩いて採寸しなければなりません。
安全対策を十分に整備してからの採寸となり段取りも大変な現場です。近いうちに大型テント上屋2台の生地張替が必要になる感じです。
採寸には2名で1時間程度を要し、帰社後テント生地製作図を作図。既存建物に接している部分はすべて雨じまいが出来る様工夫をします。
前回設置された業者が雨じまいをちゃんと行わなかったせいで、雨漏れがあり、施主様自ら屋根に上り雨じまいを行った経緯があると伺っていたので、ここはしっかりと作り込みます。
製作と施工
生地製作は図面に添って正確に製作しました。
施工は2名の作業員にて1日となりました。
既存テントを撤去し、フレームを掃除、新しい生地をかぶせてロープにてラッキング固定、雨じまいをしっかりとおこない最後にミシン縫製部からの雨水侵入を防ぐための目止め液注入。
今回のテント上屋は、立体形状の場合ミシン縫製部が天井に来ることから、縫製部をそのままにしてしまうと雨水が侵入し鉄骨フレームの腐食につながります。
そのため、目止め液注入はとても重要な作業となります。しかも厚塗での仕上げとなりました。
施工完了
お昼前にはすべての作業を終え現場を後にしました。
いつもご対応いただいている店長さんに、熱い中お疲れ様でしたと言っていただくことが出来ありがたかったです。
どうもありがとうございました。